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子育て支援

ブログ

小児の下痢

2020-04-30
当園では、子供や保護者と関わるスタッフの知識向上を目的に、定期的に園内レクチャーを行っています。
今回は、そのレクチャーの中から、お子さんの下痢についてお話をしたいと思います。
 
下痢って?
下痢とはそもそも、便の水分量が多くなって、排便回数が増えることを言います。
急性の下痢は感染症、だらだらと続く場合には感染症以外の原因を考えます。
原因の多くはウイルス性腸炎ですが、そのほかの病気であったり、緊急対応が必要な場合もあります。
下痢や嘔吐があったら、すぐに病院に行けばいい、という訳ではありません。
でも、その判断に困ってしまう保護者の方は多いと思います。
では、どんな時に救急受診をしたら良いでしょうか?
 
どんな時に救急受診をしたらいい?
病院に行くまでの時間、待合室で待つ時間。
その時のお子さんや保護者の方の、体と心の負担は決して少なくありません。
おこさんの病状によっては、まずは自宅ですぐに水分補給を始めることが一番いい場合もあります。
下痢や嘔吐で一番注意しなければならないのは脱水です。
まずは、脱水の程度により、対応を決めるといいと思います。
この表は、脱水の程度の目安です。
考えすぎず、直感的に判断するのがいいと思います。
軽症の場合、OSー1やアクアライトなどの経口補水液と言われるものを、なるべく早く与えることが大切です。
ドラッグストアや、自動販売機、病院の売店などで売られていますので、常備しておくのがいいでしょう。
水分が取れるようなら、すぐに救急受診するのではなく、
様子を見て、翌日かかりつけ小児科の診療時間内に受診するといいと思います。
 
中等症以上に該当するようなら、病院での治療が必要になる可能性があり、救急受診を考えましょう。
この場合も、経口補水液はすぐに与え始めます。
移動する間、救急外来で待つ間も、続けて飲ませてあげてください。
 
それから、次のような症状がある場合には、迷わず受診をしましょう。
重症脱水症の可能性があります。
下痢の時の対処法は?
では、軽症の時、自宅ではどんな対処をすれば良いでしょうか。
 
ポイントは
①いつ
②どんなものを
③どうやって
④どれくらい
あげたらいいかということだと思います。
 
①いつ?
経口補水液を与えるのは、下痢や嘔吐が始まって3−4時間以内、できるだけ早期に始めましょう
 
②どんなものを?
下痢や嘔吐では水と同時に塩分も失われますので、水分と塩分を一緒に補う必要があります。
具体的には、OSー1や、乳児にはアクアライトなどがあります
スポーツドリンクには糖分が多く含まれ、大切な塩分はあまり含まれないので避けましょう
乳児であれば、母乳やミルクを与えてもOKです。
無理に経口補水液に変えたり、ミルクを薄めたりしなくて大丈夫です。
 
③どうやって?
④どれくらい?
具体的には、ペットボトルのキャップ 1 杯程度(5mL)の経口補水液を5分おきに飲ませます
嘔吐がなければ、投与間隔を徐々に短くしていきましょう。
嘔吐してしまったら、10分くらい時間をあけて、また飲ませはじめてあげてください。
 
最初の4時間で、体重(kg)×50ml程度飲ませることを目安にします。
体重10kgのお子さんなら、最初の4時間で500mlです。
また、4時間経過したあとは、嘔吐するたびに100ml前後(吐いた分)の補水をしてあげましょう。
 
一気に飲まず、少量ずつ頻繁に飲ませてあげることが大切なポイントです。
脱水状態が改善したら、消化にいい食べ物を少しずつ、食べさせてあげてください。
おかゆや、すり下ろしたりんご、ばなななどです。
脂肪が多い食べ物は消化に悪いのでやめましょう。
 
今回は、小児の下痢についてお話しました。
ご質問などがありましたら、ぜひお声掛けくださいね。
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